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コム デ ギャルソンに興味を持つ人種(?)とは

今現在、ファッション雑誌は多数販売されているが、大体が年齢層を考えての内容であると思われる。
私達読者も、自分の年齢に合わせて読む雑誌というのは変わってくるものだ。
「そろそろこの雑誌は卒業かな」と自己暗示にかけるかのように、何となく、推移していく。
そして、それぞれの好みに合わせて、色々なジャンルのブランドが広がっているのだ。
では、「コム デ ギャルソン」は一体どの年代に分類されるのか。
・・・考えてみたが、思いつかない。
20代の女性がターゲットとされる雑誌でも掲載されているし、前述したように、「Arne」という年齢層を特定していない、「同じ感覚」をもった人々がターゲットとされる雑誌でも度々掲載されている。(ちなみに、この編集者・大橋歩さんは60歳を越えている)
はて、この有名ブランドの考える年齢層は何歳なのか。
そこまで考えてもう一つの答えを思いついた。

「年齢層がないブランド」なのではないか。
だからこそ、いつまでも人に愛されて生き続けていられるのではないか。

それは、世間の流行というものとは実は全く逆の世界。
「流行に流されず、自分の好きなものを大切にしよう・自分が着たいと思う服を着よう!」という考えの世界が存在し、それを分かっている人達だけに愛されている世界。

それは皆「自分が好きなもの」をわかっているということに他ならない。

「コム デ ギャルソン」とはそういうブランドなのではないだろうか。

コム デ ギャルソンの共通点

私が「コム デ ギャルソン」の服を見て思うのは、「シンプルなようで複雑である」ということである。
 
もちろん、世界的に認められているデザインであるから、私のような凡人には理解しかねるデザインも中にはある。
(私が言う「シンプル」というのは、「コム デ ギャルソン」全体を表しての言葉ではなく、私個人が「いいな」と思った「コム デ ギャルソン」の服達のことを表しいる。)

一見、凝ったデザインの無いブラウスも、丸襟であると、私の中の「可愛い度」が急上昇するのだ。
「コム デ ギャルソン」にはそういったデザインが多いように思う。

そして、「色」

白・黒・赤。
一応、色の名前は決まっているが、それは世界的に異なるものだ。同じ「赤」でも日本人の想像する「赤」と外国人が想像する「赤」は微妙に違う色であると思う。そして、私の中でそれは「品」に値する。
「色」の使い方はとても重要で、それにより印象は大きく変わるものだ。
「安っぽい」と言われたり、「下品だ」と言われたり、人々がそう判断するのは、「デザイン」よりもむしろ「色使い」なのではないか。

「コム デ ギャルソン」から産まれた、いくつかのブランド達。
それぞれに共通するもの、それは「品」であると思う。
色使いのバランスこそが、「コム デ ギャルソン」の魅力だと私は思うのである。

コム デ ギャルソンとの本来の出会い

「コム デ ギャルソン」との本来の出会い・・・
それは、私が社会人になってからのことだ。
仕事も落ち着き、一人暮らしにも慣れてきた頃、久しぶりに懐かしい言葉を見た。

それはイラストレーターの大橋歩さんが編集している「Arne」という冊子を読んでいた時。
「Arne」とは、日々の暮らし、自分の好きなものを大切にしようというテーマが感じられる雑誌であるが、その中で「コム デ ギャルソン」の服が紹介されていたのだ。
正直、驚いた。


かつて「コムロギャルソン」というコーナーの番組があり、その中で活躍した人達は、殆どが「懐かしい」存在になってしまった。
でも、このブランドは何事もなく、生きていたのだ。
いや、もちろん、ファッションに詳しい人であれば、何ということもないのだろうが、私のような、ブランドに手が出せない貧乏人にとっては、その存在も「懐かしい」言葉になりつつあってもおかしくない。


「コムロギャルソン」を観て育った高校生の私は、10年以上の時を経て、本来の「コム デ ギャルソン」に出会うことになった。

大人になった私の目に映る「コム デ ギャルソン」の服は
シンプルで、品のある、素敵な服だった。


「いつまでも、何年経っても、着ていたい服」
本来の姿を見て、そう思った。